今年の中国GPは雨がらみですか・・・ 今の東アジアは秋雨の季節ですから、鈴鹿が同じような展開になっても不思議はないでしょうね
(;´Д`)
さて、今回はBSもMI両陣営ともタイヤのコンパウンドを柔らかめに振りすぎたとのことで、
予選直前まで各チームがグレイニングの多発に頭を悩ませていたようです。が、雨の予選でそれがさらにひっくり返りました。
BSタイヤのワーキングテンプチャーレンジ(作動温度範囲)が予選時の路面コンディションに合わず、
ミハエルがQ2から早くも苦戦を強いられることになりましたが、その傍らでアロンソを筆頭にミシュラン勢が悠々とタイムを更新。
最終ピリオドを終え、トップ10に残ったBSユーザーは唯一ミハエルのみという悲惨な結果になってしまいました(;´Д`)
ドライでのパフォーマンスはフェラーリ、ルノーともに互角だったわけで、
そう考えると予選でのミハエルのつまづきはすべてBSの責任ということになりますね・・・
タイトル争いを白熱させるためにも決勝は是非ドライコンディションで、と期待したいところなんですが、
0時更新の予報によると決勝の天気も雨だそうです(;´Д`)
最高気温も今日と同様の22度前後とのことで、こうなるともうアロンソ優位は確定したようなもんですね・・・
ただし、BSのスタンダードウエットもある程度温まればそこそこのタイムを出せるパフォーマンスを発揮できていたようですので、
ミハエルには何とかタイヤの美味しいところを引き出してもらって、少しでもアロンソとのギャップを縮めてもらうよう祈るばかりです。
さてさて、ウエットレースになれば燃費が向上する、すなわちフューエルエフェクトが小さくなるわけですので、
ピットストップ戦略にも結構な影響が及ぼされます。
タイヤのデグラデーションレートが一定でかつ燃費が2割向上すると仮定して試算すると、3ストップの線は完全に消えます。
逆にロングスティントでのロスが低減されるので、後方から追い上げるBS勢、
特にマッサなどは前寄りの作戦を選択してくるかもしれません。

(雨天想定時のシミュレーション結果。1ストップも可能です)
Q3進出者についても、FIAの定めたアディッショナルフューエルが2.9kg/周とかなり多めなので
(実際の燃費は2.5kg/周前後?)、バーンアウト分の1〜2割増しくらいの燃料を取り戻せることになります。となると、
中には25周分近く燃料を積んだ状態でスタートできるチームも出てきそうです。
予選中の路面コンディションが一定ではなかったため正確な計算はできませんが、
Q2のタイムから判断して重そうなのはドーンボスとBMW勢ホンダ勢の計5台。それぞれ23周分前後の燃料を搭載しているようです。
残った4台のMI勢も、標準的な搭載量(均等割りの18周分前後)は積んでいるようです。
ただ、タイムを見るとルノーは必要以上に燃料を削ってしまっているかもしれません。
アロンソもフィジケラも3位のバトンに対して約1秒のマージンを稼いでしまっているので、どうせ雨のレースになるのならもう4、
5周分は積んでも損は無かったハズです。まぁ予選の段階の予報では日曜は晴れるとされていたようですので、
妥当な判断だといえばそうなんでしょうけど(;´Д`)
ミハエルにはQ2のセクター2で若干のミスが認められますので、実際のタイムが示すほど極端に軽くはなさそうです。ただ、
Q3のセクター2でもタイムが伸びなかったところを見ると、マシンの特性上テクニカルな区間を苦手としていたことも考えられるので、
判断に迷いますね(;´Д`)
今回は気休め程度ですが、一応具体的な数字で搭載燃料量を書いておきます。例によってペースダウンして走ったドーンボスは対象外です。

まぁあのコンディションでここまで詳しく数字を出す必要も無いとは思いますが、
鈴鹿も近いということで無理矢理算出しましたw
で、トップ10の中では比較的軽めだと思われるミハエルですが、もしも晴れれば追い上げのチャンスはありそうです。ただ、
早い段階でライコネンやホンダの2台の前に出ておかないと、
パフォーマンスが拮抗しているアロンソに大きなマージンを築かれることになりますので、本人のコメントどおり優勝を狙うのは厳しそうです。
結構抜きどころの多い上海ですが、ホンダはともかくライコネンなんかはフェラーリに迫るポテンシャルを持っているはずですので、
ミハエルにしてみればチビチビと細かいロスタイムがかさみそうでイヤですね・・・
とにかく、今回アロンソに勝たれてしまうと鈴鹿でのタイトル決定が実現しないわけで、それでは困っちゃうんですが・・・
マッサがエンジン交換のためほぼ最後尾からスタートしなければならないこともあり、
フェラーリのダブルタイトルがここで一歩遠のいてしまった感じですね・・・ がんばれミハエル。